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ノーザンホースパークで馬とふれあう!グルメも充実、結婚式も挙げられる【後編】

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さて前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、ノーザンホースパーク第二弾! 満を持してお送りしたいと思います。
前回はポニーショーや観光ひき馬などアウトドアでのお楽しみをご紹介しましたが、今回はギャラリーやレストラン、そしてなんと挙式・披露宴が行えるチャペル&パーティレストランまでご紹介! さらに絶景ポイントも見せちゃいますよ。
では前置きはこのくらいで……。早速いきますよー!

ちなみに前編はコチラ→→→https://www.choinori.jp/kurutabi/northernhorsepark01/

もくじ
1. 歴代の競走馬たちに出会える! 競馬ファン必見のホースギャラリー
2. 新郎新婦は馬に乗って……パークで挙げる結婚式
3. 一流ホテルと並ぶウマさ! レストランで絶品メニューを食べよう
4. 広さ1万坪のガーデン散策。300種類以上の花が咲く、大人の庭へ

歴代の競走馬たちに出会える! 競馬ファン必見のホースギャラリー

前回可愛い可愛いすーちゃんのポニーショーに癒やされた私たち。
引き続き、ノーザンホースパーク広報の岡田さんにご案内いただき、パークの散策を続けていきます!

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「こちらの建物は有名競走馬たちの栄光を記念する品が飾られているギャラリーになっていまして……」

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「ハイ、そこ行きましょう!」

少々食い気味で答えましたが、無類の競馬ファンのわたくし。まずはホースギャラリーにレッツゴー!! イエー!

中に入ってみるとズラリ! と並んだ名馬の軌跡に初っ端から身震いが止まりません。これマジで。

ホースギャラリー

ノーザンホースパークの母体である、ノーザンファーム生産・所有の競走馬たちの優勝トロフィーや優勝レイなど、記念品の数々。それだけではなく、騎手が実際にレースで使用した馬具、社台グループ創設者・吉田善哉を紹介するパネルなどここでしか見られないアイテムがたっくさん。

ちなみに、安平町にある社台スタリオンステーションでは伝説の名馬・ディープインパクトを初め歴代の優駿たちを実際に見学することができますよ! 気になる方はぜひ訪れてみてください。

ああ、もっと話したいのですがさすがに止まらなくなりそうなので、自粛します。実際に私はギャラリーからなかなか離れることができず、ずっとガラスケースの前に張り付いていました。

10月末のジャパンカップにも出走していたリアルスティール!ディープインパクトの系譜です。

10月末のジャパンカップにも出走していた2016年ドバイターフ、リアルスティール!ディープインパクトの息子です。

新郎新婦は馬に乗って……パークで挙げる結婚式

大満足でギャラリーを後にした私の目の前に、一風変わったロマンチックな白い建物が。

と、ここで岡田さんから衝撃の一言が放たれます。

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「実はパークで結婚式ができるんですが、こちらが、そのチャペルとパーティレストランです」

なん・・・だと・・・・・・?

ノーザンホースパークで結婚式というあまりの意外性に度肝を抜かれた我々。今までパークを一緒に見てきていただいてる皆さまもおわかりのように、自然にあふれたパーク内で乗馬体験ができたり、馬たちのショーが見れたりと、イメージは絶対的にテーマパーク! まさか挙式や披露宴までできるなんて、想像だにしていませんでした。

早速、岡田さんに続いてチャペルへ!!

こちらが式場のロゴ。ブエナビスタはスペイン語で「すばらしい景色」のこと。

こちらが式場のロゴ。ブエナビスタはスペイン語で「すばらしい景色」のこと。

北海道の美しい自然に抱かれて、世界一大切な人と愛を誓うほかにはない一日。素晴らしい景色に心を込めた「Dear」をつけて、「ディアド ブエナビスタ」という名前が生まれたそうです。
ちなみに、ブエナビスタは往年の名馬の名前でもあり、その馬にもちなんだネーミングだそうですよ!

扉を開けると、中には緑のじゅうたん! まるで芝生のよう。

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チャペルは真っ白で清廉な印象。こんなところで結婚式を挙げられるなんて本当に素敵ですよね!

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アラサー独身のわたくしは、もちろんパンフレットを貰ってきました。会社の独身女性全員分を。

ノーザンホースパーク ウェディングパンフレット

だれか挙式してくれないかなぁ、という期待を胸に。
もう本当ーーーーに、ぜひ参列したい! という気持ちが湧き上がる最高のロケーションなのです!

何よりもスゴイのが、新郎が馬に乗って新婦を迎えに来るプランや、新郎新婦が馬に乗って入場するプランなど、馬とともに挙式を迎えることができること。馬車に乗るプランもありますよ! まるでおとぎ話の王子様とお姫様みたい。しかもリングはウェルカムポニーが運んでくれるので、とっても可愛らしく、参列者の目を楽しませてくれます。

北海道が好き、馬が好き! という方は迷わず式場見学へ。披露宴会場も完備されていますよ!

ちなみにウェディング専用Webサイトもあります。雰囲気がよくわかるのでおすすめです。
https://wedding.northern-horsepark.jp/

一流ホテルと並ぶウマさ! レストランで絶品メニューを食べよう

あちらこちらと遊び回って、そろそろお腹が減りました。

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「実はノーザンホースパークでは、レストランもオススメなんです」

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「今すぐ行きましょう!」

すっかりお腹が空いてしまった私たち。岡田さんが案内してくれたのは、広大なガーデンを眺めながら食事を楽しめる「ガーデンレストラン」。ノーザンホースパークには他にも夏期のみ営業のバーベキューレストランや、軽食コーナー、カフェなどが併設されていますが、今回ご紹介いただいたのは、まさにパークのメインダイニングとも言えるレストラン。

エントランスをくぐって直ぐに、凧のように吊られた、裏返しの馬の字が目に飛び込んできます。なぜ反対向きなのかと頭を悩ませていると、岡田さんが説明をしてくれました!

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「こちらは左馬(ひだりうま)と言って、馬を逆さから読むと”まう(舞う)”となるため縁起がいいとされています」

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「なるほど! 確かに舞うって縁起がよさそうですね」

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「他にも、馬は右から乗ると転んでしまうので必ず左から乗ることから左馬は倒れないと言われています。山形県の天童市では左馬の将棋の駒が生産されていますが、競馬のお守りにも良いみたいです」

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「それはとても欲しい」

左馬に向かって右側に折れると、いよいよレストランが! 木のぬくもりが暖かい雰囲気を醸し出し、壁際いっぱいに取られた窓から差し込む陽射しが気持ちのいい空間です。

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ガーデンレストランでは素材にとことんまでこだわっています。北海道中標津町の広大な畑で無農薬栽培されたそば粉を使用した手打ちそばや、北海道真狩村産ハーブ豚を使用したメニューの数々に目移り必至!

メニューの詳細は公式サイトでも!
https://www.northern-horsepark.jp/buy/restaurant/

今回いただいたのはそんな豚……ではなく、なんと牛肉!
その名も「はやきた産黒毛和牛 鈴木牛のとろとろハンバーグ」!!!

年間約70頭しか市場に出回らないというこの黒毛和牛を生産する、北海道安平町の鈴木牧場から仕入れたとっておき。

さて、なんともスゴそうなお肉ですが、いったいどんなハンバーグが……

おお、いい香りが……

ああああああ、キターーーーーーーーーーーー

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全 方 位 っ 死角なし!!!!!

彩り、見た目、香り、すべてが最高に食欲をくすぐります。

お肉にナイフを入れると、柔らかいこと……!!!
チーズがとろーり、と広がる夢のようなハンバーグです。もちろん味も半端なくウゥンマーーーーーーーーーイ!

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肉の旨味はしっかりと重厚に感じるのですが、臭みがまったくないんです。ふわふわのハンバーグに載せられたトロッットロのチーズがまた、最高のカップリング。

そして特筆すべきは、サイドのおいしさ。主食は、パンとライスが選べるのですが、米推しで米派の方もここはパンを選ぶことをオススメ致します。
なぜなら、こちらのパンぜーーーんぶ自家製。お店で焼かれたパンが食卓に並ぶので、ふっかふかで幸せが口の中に降り注ぎます。私も完全に米党の米原理主義なのですが、今回ばかりはパンをチョイス。その選択に誤りなし!!

パンは販売もしています。お土産にも喜ばれそう!

パンは販売もしています。お土産にも喜ばれそう!

続いてサラダも新鮮な野菜でつくられていることはもちろん、かかっているドレッシングが最高に美味! こちら、レストランが入っているK’sガーデンにて販売しているとのことで、購入して帰りました。和風ドレッシングなのですが、野菜の甘みがたっぷりと感じられてフレンチやイタリアンにも合いそうな味わいでしたよ!

こちらがそのドレッシング。ぜひ一度お試しを。

こちらがそのドレッシング。ぜひ一度お試しを。

たくさんの野菜が入ったスープは優しい味で、疲れた時にふと飲みたくなる懐かしさを感じました。おかえり、と言ってくれるような温かさ。とはいえ、家庭では出せない味なんですよね〜。岡田さんも、このスープが大好きなんだとか。

こちらのセットには、なんと最後にデザートもつきます。旬の食材を使い、月替りでつくられているそうで、今回はオレンジゼリー。

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さっぱりとした口当たりとツルンとした喉ごし、甘すぎないスッキリとした後味なので私のような辛党の人にもオススメできるデザートでした。何を食べてもそんじょそこらのレストランよりおいしいなんて、スゴすぎる!

飲み物も充実。100%のぶどうジュースは白と赤があって、ちょっとワイン気分。牛乳も濃厚でとってもおいしい!

飲み物も充実。100%のぶどうジュースは白と赤があって、ちょっとワイン気分。牛乳も濃厚でとってもおいしい!

広さ1万坪のガーデン散策。300種類以上の花が咲く、大人の庭へ

おいしすぎる食事でお腹を満たして外に出ると、太陽がだいぶ低くなっています。夕方まではもうすぐ、というところ。

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「お時間がありましたら、ガーデンまでご案内しますがいかがですか?」

岡田さんの素敵な提案に2つ返事で頷く我々でしたが

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「えええええ」

ババーン
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なんと、岡田さんが颯爽とランドカーを乗りこなしてきました。
ゴルフ場のカートと同じような操作性だそうで、広いパーク内を効率よく回るために貸し出しているそう。
他にも自転車は一人乗りから四人乗りまで、連結自転車もあるので移動手段には事欠きません。
ちなみに、ランドカーは普通自動車免許が必要ですので、ご注意ください。

さてそのランドカーに乗り込み、パークとは反対方向にあるガーデンへいざ!

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「めちゃくちゃ広そうなんですが、どれくらいの規模なんですか?」

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「一万坪ありますね〜」

一 万 坪

まさかの驚異的な広大さです。それはランドカーも必要ですね。歩いているうちに日が暮れてしまいそうです。
ちなみに訪れた時は8月末だったので、お花よりもグリーンが目立っていた印象でしたが、時期によっては300種類以上の花々が咲き乱れるんですって! 季節ごとの顔を見てみたいですね。

ガーデンの西側にある展望台「馬見の丘」では、ノーザンファーム空港牧場にある放牧地の風景が一望できます。高さ8mの展望台は見晴らしが最高!

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ちょっと小さいのですが、馬の姿おわかりいただけるでしょうか?

中央に馬がたたずんでいます。

中央に馬がたたずんでいます。

青い空の下に広がる緑一面の牧場。時間によっては、放牧されている馬の親子が見られることもあるそうですよ。厩舎は可愛らしいヨーロッパテイスト。北海道の雄大さを、札幌のすぐ近くでこれでもか! というほど感じられます。

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パークには他にも公園やツリーハウスも点在します。
幼いころに夢見た秘密基地のようなツリーハウスを見つけた瞬間、大喜びで駆け出したはいいものの、思いっきりつまずいたのは内緒です。

無事に登頂成功!めちゃくちゃたのしい!!

無事に登頂成功!めちゃくちゃたのしい!!

ちなみに左側と右側で階段の難易度が違います。
左側は子どもが楽しく登れるように設計されており、右側はスタンダードな階段なので、大人におすすめだそう。

そして、中はこんな感じ。凝っています!

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ノーザンホースパークでは他のもアーチェリーなどのアクティビティや、バスケットコートなどもあるので、お子様連れでも一日中飽きずに楽しめますよ。何より新千歳空港から車で15分という好立地ですから、フライト前の空き時間に立ち寄ることも可能。

馬とふれあって、ギャラリーを堪能し、大自然に包まれ、絶景に抱かれながらこんなにおいしいごはんが食べられるスポット、私は知りません。
正直、最初に抱いていたノーザンホースパークのイメージは180度覆されました。ちょっとだけですけど、本当に一日中遊べるの? と思っていたんです。ちょっとだけですよ。

スミマセン、遊び倒せます!!

お土産もた〜くさんありますよ!

お土産もた〜くさんありますよ!

最後になりましたが、約半日にわたりノーザンホースパークをめいっぱいご案内いただき、本当にありがとうございました!!


さて、前編後編に渡ってお送りしてきたノーザンホースパーク体験レポート。いかがでしただしょうか?
今はウィンターシーズンに入りますが、パークは元気に営業中! クリスマスメニューやケーキなどもあるので、ぜひぜひ遊びに言ってみてくださいね。

ノーザンホースパーク パティシエ特製クリスマスケーキ
https://www.northern-horsepark.jp/event/817/

それではまた! 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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