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北海道の海鮮なら市場へ!札幌・苫小牧・函館、絶品海の幸巡り

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北海道といえば、ズバリ海鮮! 夜の街でおいしいグルメ……もいいけれど、せっかくですもの。市場へ繰り出してみませんか?
とれたて新鮮な海の幸はお土産にしても喜ばれるし、何よりその場でいただけるのは至上の幸福! あ、市場と至上をかけたわけではございませんよ(笑)。

ハイ冗談は置いといて。
今回は札幌・苫小牧・小樽の市場をドドーンとご紹介。ぜひぜひ最高の海の幸そして山の幸で心もお腹も満たしてくださいませ!

もくじ
1. 札幌の台所、札幌中央卸売市場 場外市場
2. ほっきを求めて! 苫小牧ぷらっとみなと市場
3. 北海道の港といえば! 函館朝市

札幌の台所、札幌中央卸売市場 場外市場

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実のところ、札幌には市場がいくつかあります。札幌の中心街・大通は狸小路にほど近い二条市場、西区琴似に位置する共栄市場、そして本日取り上げるのが、札幌中央卸売市場 場外市場。札幌市民が単に「市場(しじょう)」と言う時には、こちらを指していることがほとんどです。

毎日、隣接する中央卸売市場から仕入れたサイコーに新鮮な海の幸や、青果などの山の幸を食べられるとあって、連日大賑わいを見せています。お店はなんと60店舗! そのうち飲食店だけで20店が軒を連ねているので、食べたいものをよりどりみどり。迷いすぎちゃうほどですね。

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ちなみに、こちらが店舗一覧。
http://www.jyogaiichiba.com/食堂紹介

ふむふむ、やはり海鮮が多くを占めます……が、ん?

おおお!!

スープカレーにラーメンに中華料理まで!!!

これは、この市場タダモノではありません!
海鮮以外の北海道グルメも楽しめるとあれば、もう食は市場で完結してしまうのでは? と言いたくなるほどにバラエティ豊か。

ちなみに訪れるなら断然午前中をオススメします! 特にお土産などお買い物もお目当てなら、ゼッタイ午前中!
なぜならやはり、ココは市場。早朝から商品が出揃い、早い者勝ちで売れていくのです。せっかくの機会、多少の早起きをがんばって是非とも活気づく市場の雰囲気を堪能してください。店員さんとの駆け引きも楽しいですよ。
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そして、朝ごはんに海鮮丼を食べて、腹ごなしに市場を歩き、お昼はラーメンやスープカレーなんていう贅沢を一箇所でできちゃうこの贅沢。
しかも、鮮度バツグンな食材を、料理人の方々が腕によりをかけて提供するんですもの。おいしいに決まってる!!

店内の「海鮮市場 北のグルメ」で購入した品をその場でプロの料理人に調理してもらえる「北のグルメ亭」や、名物カキのガンガン焼きを食べられる、築地からやってきた「浜焼きセンターカキ小屋」、年間6万6千人の集客を誇るお鮨屋さん「大漁寿し 若駒」などなど、目移り必至の名店がズラリと並ぶ場外市場。

焼き立てのカキを頬張れるお店も

焼き立てのカキを頬張れるお店も

札幌観光に来たなら、ココをスルーするのは本当にもったいないですよ! ぜひとも、食べすぎには注意しながら思う存分楽しんでくださいね!

札幌中央卸売市場 場外市場

http://www.jyogaiichiba.com/
住所:札幌市中央区北11条西21丁目2-3
電話番号:011-621-7044

朝からお寿司! という贅沢

朝からお寿司! という贅沢

ちなみに中央卸売市場の隣には「さっぽろ朝市」という市場もあります。こちらも同じく鮮度バツグン! 飲食店も豊富です。
中でも、早朝6時から新鮮すぎるネタで握られる寿司を堪能できる「鮨の魚政」は行列必至の人気店。ぜひ足を伸ばしてみてください。

■さっぽろ朝市
http://www.asaichi-maruka.jp/

ほっきを求めて! 苫小牧ぷらっとみなと市場

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苫小牧といえば、何はなくとも「ほっき貝」なわけです。漢字で書くと北寄貝。透き通った肉厚の実に火を通すと花が咲いたように、パァッと赤くなる特徴があります。濃厚な旨味がギュッと凝縮されたほっき貝は苫小牧が水揚げ日本一を誇る名産品。
札幌から車で一時間強の近郊都市なのですが、正直に言います。全然味が違う!
苫小牧のほっきは味が本当ーーに濃いんです。

苫小牧で感動のほっき体験はこちらからも→→→https://www.choinori.jp/kurutabi/choitabi_tomakomai/

そんなほっきグルメを食べるなら、苫小牧の市場へ行きましょう!

道の駅、ならぬ、海の駅!

道の駅、ならぬ、海の駅!

ぷらっとみなと市場は、その名の通り苫小牧の港にほど近い立地で、ほっき貝にめちゃくちゃ力を入れている珍しい市場です。9店舗ある飲食店もみな、ほっき料理がズラリ。苫小牧のご当地グルメも、もちろんほっき。ほっきカレーやほっき焼きそばなどが、グランドメニューとして並びます。

入口には黒板が! こんなにほっきっていろいろな料理に使えるんですね。

入口には黒板が! こんなにほっきっていろいろな料理に使えるんですね。

飲食店が建ち並ぶ食堂街は、平日でも賑わっています。周辺で働いている方々もランチに足を運ぶんだとか。仕事の合間にほっきランチなんて羨ましいですね。
もちろんほっき貝だけではなく、近海で穫れた新鮮な魚介がお腹いっぱいいただけます。苫小牧に来た時には、ランチは迷わずこちらの市場へ!

こちらは「ふじ十食堂」のメニュー。種類がめちゃくちゃ豊富! やっぱり人気No.1はほっき丼なのですね。
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ほっきメニューが豊富な「とりあえず逢海」では、ほっき御膳が。なんと、全料理にほっきが入っているという贅沢。しかしこれでお値段1,000円(税抜)。数量限定ですので、ゼッタイ食べたい!という方は早い時間帯がおすすめですよ。

全部同じ貝を使ってるとは思えない、バラエティに富んだ味わいがスゴイ!

全部同じ貝を使ってるとは思えない、バラエティに富んだ味わいがスゴイ!

ほっきの貝焼きも甘みが増して柔らかくてウマイ!

ほっきの貝焼きも甘みがまして柔らかくてウマイ!

本音を言うと、こちらに来るまで私はほっきの旨さを知りませんでした。けっこうな割合で人生損してたと思っています。なので是非是非、ドライブがてら苫小牧へ行ってみてください。きっとほっきの味わいに感動するはずですよ!

海の駅ぷらっとみなと市場

http://uminoeki.info/
住所:苫小牧市港町2-2-5
電話番号:0144-33-3462

北海道の港といえば! 函館朝市

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北海道の中でも大人気の観光地である、函館。異国情緒漂う景観と日本古来の文化が同居する、なんともノスタルジックな街です。海沿いである函館は魚介類を始め、おいしい食べ物が多いのも特徴。函館朝市といえば、観光客の皆さんならチェックを入れている方も多いかもしれませんね。

函館朝市のスゴイところは、何と言ってもその店舗数。函館朝市協同組合連合会に加盟するお店だけで150店舗、その他も含めると合計で250店舗を数えるそう。イヤイヤイヤ、もう市場っていうか、テーマパークですよ。ここまで来たら!

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実際に行ってみて圧倒されるのは、その活気。歩いているだけで、明るい声かけがあちらこちらから飛んできます。試食だ見物だと、ついフラフラ足を止めてしまいなかなか目的地にたどり着けない……なんていうのも、旅の楽しみ。どこで食べようか歩き回って決めてもいいですし、行きたい店舗をあらかじめ絞っておいても良いですね。

函館朝市レポートはこちらからも→→→https://www.choinori.jp/kurutabi/hacodatetabi02/

なんといってもお店が本当に多いのですが、オドロキは500円で食べられる海鮮丼があること。ワンコインだからって舐めてはいけませんよ。
その海鮮丼とは……

コレだーーーー
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ね、ちょっと引きません?
これで500円とか、ビックリですよね。

こんなコスパ最強の丼が食べられるのは、えきに市場2階にある海鮮丼のお店・二番館。他にもたくさんのメニューがあって、お刺身などの一品物も勢揃い。お値段だけではなく、身震いするほどおいしい! 上に乗っているお刺身、本当に本当に新鮮ですよ!

さすがに500円はぶっ飛びすぎですが、函館朝市にはリーズナブルに食事ができるお店がたくさん。新鮮すぎる海の幸が贅沢に使われた海鮮丼はもちろん、函館名産いかの刺身をはじめとする一品料理も各店豊富に取り揃えています。

こちらは恵比寿屋食堂のイカの刺身。コリッコリです。

こちらは恵比寿屋食堂のイカの刺身。コリッコリです。

函館最高! と叫びたくなること間違いなし。

ちなみに函館朝市のえきに市場ではイカ釣り体験もできます。お子さまもきっと大喜びしてくれるはず!

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函館朝市

http://www.hakodate-asaichi.com/
住所:函館市若松町9−19
電話番号:0138-22-7981

函館には他に、自由市場という市場もあります。こちらは店頭販売が主ですが「市場亭」という海鮮丼や定食が有名な人気店が営業していますので、気になる方はチェックしてみてください。

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■はこだて自由市場
http://hakodate-jiyuichiba.com/


北海道には、今回紹介した街以外にも小樽や釧路など市場がある地方はたくさんあります。特に海沿いの地域には市場や水産販売所はセットのように建ち並ぶことが多いのです。
せっかくの北海道旅行、ぜひぜひ地元でしか味わえない逸品を思う存分、堪能してくださいね!

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